6月30日の新聞に
『弱る景気資源高が重し』という記事があった。
各国、インフレを止めるため公定歩合を上げるか?
それとも、景気維持をするため
金利をそのままにするか?
と、どちらを選ぶかになっているようだ。
1月に予想したように
世界的な景気後退は避けられないようです。
そんな中、今年も GE Moneyさんが
2008年サラリーマンの小遣い調査の結果を発表していました。
今年は、上昇傾向に歯止め。
2008年は、4年ぶりに前年比マイナス2,500円の46,300円に
とのこと、ここでも景気後退の影響があるのでしょうか?(笑)
景気や買い物などの消費には
明確に心理要素が大きく影響していあるのは
ご存じのことだと思います。
予算1万円ぐらいをイメージして、ボールペンを買いに行った。
『1万円ぐらいのボールペン見せてもらえますか?』
『こんなのがありますよ』と、
出してくれたのが3種類。
1万円、8000円、1万2000円
という場面は、
ボールペンでなくとも
デジカメを買いに行った、洗濯機を買いに行った
などでよくあること。
さらに店員さんが
『お客様、この○○のメーカーに新作が
出たんです。
デザイナーの○○が手がけたもので
世界限定1000個。
ちょっとお値段が高く2万円するのですが
見てみますか?』
さてさて
よくある光景ではないでしょうか?
最初の予算1万円
3種類出すと
だいたい真中を50%の人が選択します。
その際に、真中を選びやすくするのが
上と下の価格。
この価格差が1.2〜1.5倍内だと
比較しやすく
これぐらいがいいなと
真中を選ぶようです。
だから、最低3種類あるとよい。
この理論で
レストランのコースメニューは
だいたい3種類になっているんですね〜
あっ!また、真中を選んでいる(笑)
が、2万円、1万円、8千円という見せ方
進め方をされると
1万円の上が2倍になるので
比較ができません。
このボールペンの場合だと
目的が
ボールペンを買うという事から
コレクションという目的に変換されたので
購入予定範囲に入りました。
たとえば
デジカメを買いに行き、予算3万円だった
思わず、5万円のものを買って帰ってきてしまった。
よくありそうなことです。
その際も、当初考えていた目的と
変換されている可能性があります。
『お子様をお撮りになるなら
この5万円ですと気軽に簡単に動画(ビデオ)も
撮れるのです。いかがですか?』
と、カメラという目的から ビデオも付加と
目的が変わっています。
つまり、価格を決める場合
一番買ってもらいたい商品があれば
それを選びやすいように
上と下の価格を、機能などの差をわかりやすくして
表示する。
さらに売りたい価格の2倍から3倍ぐらいのものを
目的を変えて表示する。
ということをすると
商品がもっと動くようになるようです。
■アンケートの中に昼食代のことも載っていました。
昼食は、570円で前年比20円ダウンのようです。
昼食代平均額推移
→
(下記は過去の記事です)
この570円に
すると、この1/1.5〜1.5倍までが
予算価格になります。
380円〜855円
昼食は、1000円と思っている人なら
750円〜1300円ぐらいということになります。
つまり、この価格帯巾の中で、ランチメニューを作ると
良いということですね。
だから、
Aランチ 750円
Bランチ 1000円
Cランチ 1300円 という感じは良く見かけますよね。
これが、10倍の6500円という価格の昼食だと
どんな時だと思いますか?
商談? 異性と仲良くなりたい時? 何かの記念日?
こんな時には、奮発した金額出すことありますよね。
■ここからが本番です。
お分かりですね。
昼食の1000円、650円というのは、
空いたおなかを満たすためのもの
●6500円のランチは、目的が別なのです。
ご飯というものが、「空腹を満たす」のが、基本目的とすれば
高額は、別の目的なのです。
●だから、売る側にしてみると
10倍の値付けするには、伝えるものが違ってくる
ということになりますね。
千疋屋のくだものも、フルーツを食べたいというものから
プレゼント商品屋で、たまたま商品がくだもの。
だから、高額であり、八百屋さんと違って、包装資材が
充実しているんですね。
まー、1個1万円のメロン。1個2000円の桃には
ビックリしますー(笑)
「2008年サラリーマンの小遣い調査」
http://gemoney.jp/pr/oe/ji_kozukai2008.asp
●何をどう売るか?
今の商品を10倍の値段で売るには?
(売る、売らないは別として、考えると
いろんな発想が出てきますよ)
今の商品の基本目的は?何?
それを、別目的にすると何?
■このような話を、勉強会でしています。
次回の勉強会は
『価格体系の論理』
〜心理要素を考慮し価格を変えるだけで売上が倍になる〜
商売をしていて、どのように価格をつけていますか?
お店やネットで思わず購入してしまったものはありますか?
予算より思わず高めのものを買ってしまったことはないですか?
それは、もしかしたら
価格のつけ方が上手なために、思わず買ってしまったのかもしれません。
・売りたい価格と売れる価格との違い
・価格帯は最低3つ以上で商品が動くようになる
・隣との価格差を気にして価格体系をつくる
・価格帯は10あるとよい
その対応価格表ひな形
・隣との価格差が1.5倍になると、購買目的が変わってしまう。
売れるというキーワードを
価格という観点から解説したいと思っています。
ご興味ある方は
→ http://nodanote.noda-net.com/?eid=751385
感謝!!のだ
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